今度、利用者様がビデュリオンという注射を使うことになりました。
糖尿病治療薬で、2013年発売の注射薬です。インスリンと同じ皮下注射ですが、GLP-1受容体作動薬というもので、週1回でいいそうです。
利用される方はご高齢で不安もあるので、週1回の訪問看護で注射を実施することになりました。
そこで、主治医の先生から業者の方を紹介してもらい、使い方の説明を受けることになりました。
訪問看護ステーションは病院とは違い、医師がいないので新しい薬を紹介する人はいません。
しかし、世の中どんどん進んでいきます。場合によっては利用者様の方が詳しいということもあるかもしれません。
遅れないないように、アンテナをはっていないといけませんね。真剣に授業をうけました。
今度利用される方は、HbA1cという糖尿病の値があがってしまって、薬を使いはじめることになりました。
効果は数ヶ月後ということですが、効くといいです。
(訪問看護ステーションほたるみどり 木野)
株式会社ジェネラスの訪問看護ステーションほたるで働く看護師たちがつくるブログです。
日常の業務のことや訪問看護を通じて感じた事、新しいスタッフの成長支援への取り組みなど、担当者が代わる代わる綴っていきます。
2015年7月29日水曜日
2015年7月24日金曜日
雲に癒されて
すっかり梅雨も明け、毎日暑くなりました。
訪問を終え、今日もいい1日だったなぁ、と帰宅途中
ふと空を見上げました。
すると、きれいな真っ青な空にまるで
「天空の城ラピュタ」が隠れていそうな雲が浮かんでいるではないですか。
宮崎アニメが大好きな私は
なんだか疲れも吹っ飛び、心が癒やされました。
みなさんは空をゆっくり見あげたのはいつですか?
空を見上げて深呼吸してみませんか?
(訪問看護ステーションほたるきた 大橋)
訪問を終え、今日もいい1日だったなぁ、と帰宅途中
ふと空を見上げました。
すると、きれいな真っ青な空にまるで
「天空の城ラピュタ」が隠れていそうな雲が浮かんでいるではないですか。
宮崎アニメが大好きな私は
なんだか疲れも吹っ飛び、心が癒やされました。
みなさんは空をゆっくり見あげたのはいつですか?
空を見上げて深呼吸してみませんか?
(訪問看護ステーションほたるきた 大橋)
2015年7月22日水曜日
ご利用者さまとのお別れ
先日、長い間訪問看護を受けていただいた大切なご利用者さまが急にお亡くなりになりました。
私のステーションでは特にプライマリーはとっておらず、緊急対応もありますので全員が対応できるよう新規の依頼があった時点での顔合わせ(ご挨拶)をしています。
しかし、ご利用者様の中には「担当制にして」と強く希望される方もあります。
その方もそうでした。
病名、再生不良性貧血(ステージ3)。これだけではどんな状態かわからないと思います。
わかり易く言えば、生命を維持するために必要な造血機能(血液を作る段階での機能)が普通の人の半分以下の状態であったということ(生きていくには非常に困難な体の状態だった)。
その状態で、在宅に一人(生活保護状態)で過ごされていました。
ご家族もなく、身内の方とも疎遠な状況の中で我々訪問看護の活動が始まりました。
長い間一人で生活され、世の中の厳しい部分も多く見て来られた方でした。
気丈に振る舞う性格もありそのせいか、病気になった頃からやや投げやりな部分もあったようです。
「こんにちは、ほたるきたの◯◯です。これから、訪問させて頂きます」
「なにやってくれるの・・俺はもうすぐ死ぬんだから何もしてくれなくていい」
訪問開始の頃は、こんなセリフも多くこちらの介入の半分は拒否傾向でした。
しかし、状態は思いの外重篤で貧血のひどい状態でも受診し毎回輸血の必要な状態だったのです。
ご本人様は入院することを強く拒まれ、不自由な状況でも「家にいたい」という気持ちが大きかったのだと思います。
担当の看護師は、週二回の訪問のなかで(保険の都合とご本人の希望)その人に関わっていく方法についてきっと沢山悩んでいたと思います。
体調が優れない時はまるで物に当たるときのように強い口調で叱られたこともあったようです。
「私がしてあげられることは一体何なんだろう」と私に涙目で話しをしてくれたこともありました。
担当交代・・・。それも考えました。
しかし、気づかないうちにその人と担当看護師はかたい信頼関係ができていたのです。
状態が悪くなると一番に駆けつけ、主治医への情報提供を行いまた、地域とも連携をとる努力をしていました。
決して体の状態は改善していくものではなく、主治医からも厳しい状態は示唆されていましたが、いつのまにか、週二回の訪問看護を楽しみに待たれるようになりました。
担当の看護師からも、訪問時の状態や生活の状況などの報告は常に入っていました。
「今年も、暑い夏をこの自宅で乗り切るんです」と不安な中にも何とかしてあげたい気持ちでいっぱいだったように感じました。
そんな状況の中・・・。
朝一番に私の携帯電話がなりました。
「◯◯さん・・・亡くなりました。部屋で、一人ぼっちで亡くなっていたんです(泣)」
突然の訃報でした。決していい状態ではないと思っていたのですが、それはあまりにも突然やってきた現実でした。
「私、◯◯さんが亡くなったらこの仕事続けていけるか不安です」と、以前私に話をしてくれたことがあります。
訪問看護をやっていると、思いが強くなり利用者さまが亡くなったりすると悲しみに打ちひしがれることがあります。
今まで、多くの方の看取りを経験してきましたが、多くの方は病院であったり、また在宅であったとしてもご家族さまに見守られながら旅立たれることが多いです。
しかし、その方はどんなに苦しくても一緒にいてくれる家族のぬくもりも感じることなく、たった一人で最期を迎えられることになってしまいました。
私達、訪問の看護師はいろんな生活状態の方に関わります。
ご家族さまが傍にいてくださり、在宅での支えを任せることが出来る方。
ご家族さまも、同じように介護をうける状態でありしかし、お互いがお互いを支えていくことが絶対必要な方。
独り身で頼る家族も親戚もなく、一部の社会資源に全てを委ねておられる方。
まだまだ、いろんな環境や境遇のなかで身体にリスクを背負いながら生きておられます。
もう何年も前になりますが、私の尊敬する先輩看護師の方からきいた言葉でとても印象深かったことばがあります。それは、「私達は、在宅看護師としてご利用者さまの生活の舞台に上げていただける。そして、その延長線上にお別れがあったとしたら、その方の人生最後の舞台にあげていただける・・・。それって凄いことだよね・・・」と
ターミナルケアを行うたびに看護師としてだけではなく、一人の家族を持つ人間として多くのことを考えます。
それは毎回同じことではなく、一つ一つが違うものであり、心に残るものであるということ。
上に挙げた担当の看護師が傍らにいる状況でなく、孤独に一人で亡くなっていかれましたが、きっと、心のなかで多くの思いを残して、また、看護師への感謝の気持ちを残して旅立たれたのだと思います。
訪問看護師としての私達。
でもその前に、一人の心を持つ”人”である私達。
これからもそんな心をもって、私達を必要としてくださる”人たち”のために歩いていこうと思いました。
(訪問看護ステーションほたるきた 管理者 杉本)
私のステーションでは特にプライマリーはとっておらず、緊急対応もありますので全員が対応できるよう新規の依頼があった時点での顔合わせ(ご挨拶)をしています。
しかし、ご利用者様の中には「担当制にして」と強く希望される方もあります。
その方もそうでした。
病名、再生不良性貧血(ステージ3)。これだけではどんな状態かわからないと思います。
わかり易く言えば、生命を維持するために必要な造血機能(血液を作る段階での機能)が普通の人の半分以下の状態であったということ(生きていくには非常に困難な体の状態だった)。
その状態で、在宅に一人(生活保護状態)で過ごされていました。
ご家族もなく、身内の方とも疎遠な状況の中で我々訪問看護の活動が始まりました。
長い間一人で生活され、世の中の厳しい部分も多く見て来られた方でした。
気丈に振る舞う性格もありそのせいか、病気になった頃からやや投げやりな部分もあったようです。
「こんにちは、ほたるきたの◯◯です。これから、訪問させて頂きます」
「なにやってくれるの・・俺はもうすぐ死ぬんだから何もしてくれなくていい」
訪問開始の頃は、こんなセリフも多くこちらの介入の半分は拒否傾向でした。
しかし、状態は思いの外重篤で貧血のひどい状態でも受診し毎回輸血の必要な状態だったのです。
ご本人様は入院することを強く拒まれ、不自由な状況でも「家にいたい」という気持ちが大きかったのだと思います。
担当の看護師は、週二回の訪問のなかで(保険の都合とご本人の希望)その人に関わっていく方法についてきっと沢山悩んでいたと思います。
体調が優れない時はまるで物に当たるときのように強い口調で叱られたこともあったようです。
「私がしてあげられることは一体何なんだろう」と私に涙目で話しをしてくれたこともありました。
担当交代・・・。それも考えました。
しかし、気づかないうちにその人と担当看護師はかたい信頼関係ができていたのです。
状態が悪くなると一番に駆けつけ、主治医への情報提供を行いまた、地域とも連携をとる努力をしていました。
決して体の状態は改善していくものではなく、主治医からも厳しい状態は示唆されていましたが、いつのまにか、週二回の訪問看護を楽しみに待たれるようになりました。
担当の看護師からも、訪問時の状態や生活の状況などの報告は常に入っていました。
「今年も、暑い夏をこの自宅で乗り切るんです」と不安な中にも何とかしてあげたい気持ちでいっぱいだったように感じました。
そんな状況の中・・・。
朝一番に私の携帯電話がなりました。
「◯◯さん・・・亡くなりました。部屋で、一人ぼっちで亡くなっていたんです(泣)」
突然の訃報でした。決していい状態ではないと思っていたのですが、それはあまりにも突然やってきた現実でした。
「私、◯◯さんが亡くなったらこの仕事続けていけるか不安です」と、以前私に話をしてくれたことがあります。
訪問看護をやっていると、思いが強くなり利用者さまが亡くなったりすると悲しみに打ちひしがれることがあります。
今まで、多くの方の看取りを経験してきましたが、多くの方は病院であったり、また在宅であったとしてもご家族さまに見守られながら旅立たれることが多いです。
しかし、その方はどんなに苦しくても一緒にいてくれる家族のぬくもりも感じることなく、たった一人で最期を迎えられることになってしまいました。
私達、訪問の看護師はいろんな生活状態の方に関わります。
ご家族さまが傍にいてくださり、在宅での支えを任せることが出来る方。
ご家族さまも、同じように介護をうける状態でありしかし、お互いがお互いを支えていくことが絶対必要な方。
独り身で頼る家族も親戚もなく、一部の社会資源に全てを委ねておられる方。
まだまだ、いろんな環境や境遇のなかで身体にリスクを背負いながら生きておられます。
もう何年も前になりますが、私の尊敬する先輩看護師の方からきいた言葉でとても印象深かったことばがあります。それは、「私達は、在宅看護師としてご利用者さまの生活の舞台に上げていただける。そして、その延長線上にお別れがあったとしたら、その方の人生最後の舞台にあげていただける・・・。それって凄いことだよね・・・」と
ターミナルケアを行うたびに看護師としてだけではなく、一人の家族を持つ人間として多くのことを考えます。
それは毎回同じことではなく、一つ一つが違うものであり、心に残るものであるということ。
上に挙げた担当の看護師が傍らにいる状況でなく、孤独に一人で亡くなっていかれましたが、きっと、心のなかで多くの思いを残して、また、看護師への感謝の気持ちを残して旅立たれたのだと思います。
訪問看護師としての私達。
でもその前に、一人の心を持つ”人”である私達。
これからもそんな心をもって、私達を必要としてくださる”人たち”のために歩いていこうと思いました。
(訪問看護ステーションほたるきた 管理者 杉本)
2015年7月17日金曜日
シアワセのアイスクリーム
先日来の猛暑、皆様どう凌いでおられますか?
訪問車の中はまるでサウナのようです。
車に戻るとまず窓を開け空気を入れ替え出発。
風が心地よい時もありますが、
今日は風さえぬる~く、額から汗、アセ、汗、、、。
ステーションに戻ったら気の利いた誰かさんが
アイスを買ってきてくれてました。
う~!生き返ります(^O^) ありがとう。
利用者様に「熱中症に気をつけてね。」「水分とってね。」
と声掛けしている者が暑さにやられてちゃ洒落になりませんものね。
ありがた~く「涼」をいただき、元気回復。
明日も、暑さに負けずに頑張るぞ!!
(訪問看護ステーションほたるきた 大住)
訪問車の中はまるでサウナのようです。
車に戻るとまず窓を開け空気を入れ替え出発。
風が心地よい時もありますが、
今日は風さえぬる~く、額から汗、アセ、汗、、、。
ステーションに戻ったら気の利いた誰かさんが
アイスを買ってきてくれてました。
う~!生き返ります(^O^) ありがとう。
利用者様に「熱中症に気をつけてね。」「水分とってね。」
と声掛けしている者が暑さにやられてちゃ洒落になりませんものね。
ありがた~く「涼」をいただき、元気回復。
明日も、暑さに負けずに頑張るぞ!!
(訪問看護ステーションほたるきた 大住)
2015年7月8日水曜日
ほたるみどり1周年
7月1日に、ほたるみどりは事業所開設1周年となりました。
簡単ですが、事務所でお祝いしました。
さすがの女子力を誇る看護師たちから、手作り料理の持ち寄りもありました。
國定さんのスコーン
岡田さんからはケークサレ
衛藤さんお手製ピザ
どれもとてもおいしかったです(*^_^*)
管理者貝沼さん、この一年一番がんばったで賞を与えられる立場にもかかわらず、スタッフのために大きなケーキを準備してくれました!
1周年なので、1本のろうそくをたてて、お祝いしました。
スタッフ数も増えて、利用者様もサテライトの頃にくらべて倍になりました。
これもひとえに皆様のおかげと、スタッフ一同、感謝しております。
これからも、利用者様の在宅での生活を支えられるよう、一致団結してがんばります!
今後共、ほたるみどりをどうぞよろしくお願いいたします。
(訪問看護ステーションほたるみどり 木野)
簡単ですが、事務所でお祝いしました。
さすがの女子力を誇る看護師たちから、手作り料理の持ち寄りもありました。
國定さんのスコーン
岡田さんからはケークサレ
衛藤さんお手製ピザ
どれもとてもおいしかったです(*^_^*)
管理者貝沼さん、この一年一番がんばったで賞を与えられる立場にもかかわらず、スタッフのために大きなケーキを準備してくれました!
1周年なので、1本のろうそくをたてて、お祝いしました。
スタッフ数も増えて、利用者様もサテライトの頃にくらべて倍になりました。
これもひとえに皆様のおかげと、スタッフ一同、感謝しております。
これからも、利用者様の在宅での生活を支えられるよう、一致団結してがんばります!
今後共、ほたるみどりをどうぞよろしくお願いいたします。
(訪問看護ステーションほたるみどり 木野)
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