2016年6月8日水曜日

鳥にもみえた親心

みなさま、こんにちは
毎日暑いですね~

私の訪問先で、南側の雨戸をずっと閉め切っているお宅があります。
「最近、よくねずみがチューチュー走っている」と聞いていました。

しかし、先日訪問するとご利用者様が
部屋の内側から、雨戸をガタガタはずそうとしてました。
「実はあれ、ねずみじゃなくて鳥だったよ。」とのこと

雨戸をずっと閉めきっていたので、戸袋の中はまさに鳥達にとって
冬の間、暖かく外敵から守られるお城になっていたんですね。

わずかな隙間から覗いてみると
小さくて黄色い大きく開いた口が4つ。
ひな鳥が4羽いました。

訪問が終わり帰ろうと外へ出ると、
そこにはお父さん、お母さんと思われる2羽の鳥。

「うちの子どもたちに何するんだ!!」
と、言わんばかりに、お父さん鳥がピーピー言いながら空を旋回

「せっかくごはん(みみず)を獲ってきたのに、入れないわ」
と、言わんばかりにシュンと、その戸袋の反対側の電線に母鳥


最近はテレビのニュースでも親子間での残虐な事件を耳にします。
そんな中、一生懸命子供たちを世話、守ろうとする2羽の振る舞いにキュンとなりました。
人間も鳥も大切な子を持つ親の気持ちは同じですね。

今日も訪問時、チュンチュン鳴いており、元気に育っているのを確認。
なんだか、ほっこりしました。

きたっ子のみんなも、ひな鳥たちも、みんな元気にすくすく育って欲しいなぁ。

(訪問看護ステーションほたるきた 大橋)