ほたるみどりの作業療法士さんの、手作り品の紹介第2弾です。
今回は補高便座です。
トイレの高さを増して、立ち上がりをスムーズにしたり、車いすとの段差を少なくして移乗を楽にしたりするための道具です。
市販品もありますが、まずは手作り品で使い心地をお試し中です。
作り方を教えてくれました。
発泡スチコールで型を取ります。
いくつか重ねて高さを調節します。
型のモデルはスタッフの自宅トイレだそうです。
ガムテープで固定します。
市販のトイレカバーに便座に固定するためのベルトをつけます。
ミシンでマジックテープのベルトを縫い付けています。
利用者さんに対する愛を感じます。
取り付けるとこうなります。写真ではちょっとカバーがずれていますが、マジックテープで固定すると、もうちょっとフィットします。
さて、使い心地はどうでしょうか。
今回は作業療法士さんの作品ですが、別の利用者様に理学療法士さんが補高便座を作っていたこともありました。
介護保険を利用して購入することもできますが、体の動きに合うかどうかは試してみないとわからない面もあります。
普段リハビリで関わっているスタッフと、どういうものが体に合うのか一緒に考えられるのは心強いですね。
(訪問看護ステーションほたるみどり 木野)