2016年8月26日金曜日

呼吸器を付けてお家にきて1年が経ち…小児訪問看護をご利用されているお母様からの手記 訪問看護ステーションほたる

なぎちゃんのお母様にこの一年を振り返っていただき、手記を寄せてもらいました。

生まれてすぐNICUへ緊急搬送。
その後、転院、手術をして、ようやくお家に帰ってきたのは1歳の誕生日を過ぎてしばらくしてからでした。

NICUにいた頃は呼吸器をつけたまま家に帰って来るなんて考えられませんでした。

そんな時、当時「ほたるきた」の杉本さんが病院に来ていたのでお話を聞く機会を頂きました。

そこで初めて訪問看護師さんの存在を知り、同時に心強い言葉ももらい、一筋の光明が差し込みました。

不安はまだまだ残る中、在宅に移行して「ほたる」のNs鹿島さんをはじめ、PTさん、STさんとの関わりの中で、我が子は本当に沢山の方々に愛され大切に思っていただいているんだと思えました。

我が子と過ごした1年は長く濃厚な365日でしたが、大きく体調を崩す事なく過ごし、デイサービスにも楽しく通って色んな刺激を受け、日々成長を見る事が出来ています。

最近はとっても甘えん坊なので、これからもたっぷりの愛情をお願いします!


写真:ママ手作りのカニューレバンドを一緒に選んでます。


担当看護師より
私がほたるの訪問看護師になり初めて受け持つことになったお子さんです。今だから話せますが、当初は私の方が不安でいっぱいでした。 しかし、精一杯の看護知識とこれでもかという最大限の愛情、そして同じ母親目線での関わりを通して心を通わせ、多くを学ばせてもらい、私にとっても非常に濃い一年でした。
本当にありがとうございます。

なぎちゃんと一緒に私も訪問看護師として大きく成長していけたらなと思う今日この頃です。

(訪問看護ステーションほたる 鹿島)