ジェネラスの訪問看護ステーションには、在宅でのリハビリスタッフとして、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がいます。
上の写真は、訪問看護ステーションほたるみどりの作業療法士が作った飲水用の道具です。
この道具を使う利用者様は手の麻痺があり、指を動かすことが難しく、手を口元までなんとか持っていける、という方です。
(実際使用しているところを写真に撮らせていただきました。快く承諾していただき、ありがとうございます!)
手袋を装着してもらい、夜間に使用してもらっています。喉が渇いた時、ご家族の手を借りずに、自分で喉を潤すことができます。
日常生活の動作は、普段は苦もなく行っていますが、実はとても複雑な動きの組み合わせなのだと知るができます。病院とは違う、おうちでの生活の困り事を、体の動きを熟知した専門家に相談できるのは、とても大きな意味があると思います。
ひとりひとりの生活環境や能力に合わせて、多職種で関わっていけることが、よりきめ細かな支援につながっていると信じてます。
ところで作業療法士とは・・・?
「理学療法士とともに障害をもった方(これから持つ可能性のある方)に対して、リハビリを提供する職業で、排泄、更衣といった日常生活動作の練習や余暇作業(手芸など)をリハビリに取り入れながら、対象者の機能を最大限に生かし、安定した生活を援助しています。生活で使用する道具の改良や福祉用具の検討なども行っています。」
ということですが、在宅においては、理学療法士と垣根なく日常生活動作に対するリハビリをすることがほとんどだそうです。
(訪問看護ステーションほたるみどり 木野)