「ターミナルケア」とは、終末期の看護のことです。
終末期とは、(明確な定義はないそうですが)寿命が近づいてくる、人生の最期の時のことです。
訪問看護では、看取りのその時まで、ご自宅で支援することがあります。
このブログでも、何度か紹介させてもらっています。
高齢化社会や、医療費の削減などなどあり、最期の場所をどこにするか、選択肢が増え多様化していると最近はよく言われていますね。
ご自宅で最期の時を迎える方も、増えてきています。
訪問看護を始めて、ご自宅での看取りを何度か経験しました。
ご自宅での看取りというと、ご家族が大変なイメージがあるかもしれませんが、24時間その方のそばにいなければいけないということもないのです。
働きながらお世話をされている方もたくさんいらっしゃいました。
多くの方は、普段の生活をしながら、いつもと同じように声をかけながら、最期の時を穏やかに過ごされています。
人生の大切な時間に関わらせていただけることは、本当にありがたいことです。
ご自宅での最期を希望される方は、ぜひ訪問看護や、訪問診療を上手に使っていただきたいと思います。
上の写真は、ご自宅で看取りをされるかたにお渡ししているパンフレットです。
(訪問看護ステーションほたるみどり 木野)